断乳・卒乳時 助産師が教える「おっぱいケア」の方法

産前産後の知(zhi)っておきたい「おっぱいケア」 #3 ~断乳(ru)・卒乳(ru)編~ 圧抜(ba)きをマスターしよう

助産師:徳永 悦恵

「咲助産院」院長の徳永悦恵(とくながよしえ)先生。 

「徳永助産院」院長・徳永悦恵先生が解説する「産前産後のおっぱいケア」。

1回目では妊娠中、2回目では授乳中のおっぱいトラブルやマッサージについてお話しいただきました。

3回目では、「断乳・卒乳」についてです。徳長先生に、それぞれの違いや、断乳・卒乳時に必要な圧抜きについて教えてもらいます。

(全3回の3回目。1回目を読む2回目を読む

断乳も卒乳も「おっぱいの卒業」が共通のゴール

「断乳」と「卒乳」の違いは、赤ちゃんの意思で行うかどうかです。

「断乳」は、ママの意思や保育園入園に向けてなどの計画により、母乳を与えるのをやめること。授乳回数を徐々に減らしたり、ある日を境に母乳を与えるのをやめるなどします。

「卒(zu)乳」は、赤ちゃんの意思で自然に母乳を飲まなくなることです。最(zui)近はこの「卒(zu)乳」にも、ママが計(ji)画的に授乳回(hui)数を減らしていき、赤ちゃんがそれに抵抗(kang)せず、最(zui)終的に母乳を飲まなくなれば、それを「卒(zu)乳」と捉える流れも見受けられます。

「生後6ヵ月ごろ~1歳6ヵ月ごろまでに断乳・卒乳を完了する赤ちゃんが多い印象です」(徳永先生)。

断乳・卒乳ともに、授乳を卒業するタイミングは赤ちゃんによってさまざまですが、離乳食が進み、栄養がきちんと摂取できるようになったころが目安とされています。

いずれにしても、「赤ちゃんによって、断乳・卒(zu)乳のタイミングは違う」ということは忘(wang)れないようにしましょう。ママは、決してまわりと比べて焦ったり、プレッシャーを感じすぎないように。自(zi)分たち親子のペースを大切にしてくださいね。

断乳・卒乳中の圧抜きは「少しずつ」

ママの都合で断乳する場合、徐々に授乳回数を減らしていくとよいでしょう。徐々に行うことで、赤ちゃんやおっぱいへの負担が少なく済みます。例えば、1日5~6回授乳しているのなら、2~3回くらいに減らすイメージです。

赤ちゃんがおっぱいを吸わなくなれば、母乳は徐々に作られなくなりますが、おっぱいの中に母乳が残った状態だと、おっぱいが張ったり、赤くなったりします。

おっぱいトラブルを回避すべく、張ってしまったおっぱいをラクにするには「圧抜き」を行いましょう。

圧抜きとは、張って痛いときにおっぱい全体を両手のひらで包んで搾り、中に溜まっている母乳を少し出して、おっぱい内の圧を抜くことをいいます。

張って痛いときに、少しずつ絞っていくのがポイント。1回で一気に全部(bu)抜こうとすると、張り返(fan)しがきて、逆におっぱいが張ってしまうことがあります。

数(shu)日でおっぱいの中の母乳量はかなり少なくなっていくため、圧抜きの回数(shu)は頻度を減(jian)らしていきましょう。大体1ヵ月くらいで完了(le)するイメージでOKです。ただし、断(duan)乳前の授乳の状態にもよるので、早いと2週(zhou)間、遅い場合(he)は2ヵ月かかる方もいます。

圧抜き 実践編

母乳をしっかり搾り切れていないと、おっぱいのしこりなどのトラブルに。特段トラブルがないママでも、断乳、卒乳後に母乳の残りを出すマッサージを行うことをお勧めします。

そこで、圧抜きの方法を実際(ji)(ji)に紹介(jie)していきます。母乳がポタポタと垂(chui)れるので、行う際(ji)(ji)には、下(xia)にタオルなどを敷いておくといいでしょう。

1.マッサージするおっぱいに遠いほうの手をおっぱいの下に当て、もう一方の手をおっぱいの上に当てます。

【ポイント】
おっぱいを包み込むように手のひらを当てましょう。

2.上の手は前方方向の下へ、下の手は前方方向の上へ向かってずらして、おっぱいをギューッと絞っていきます。母乳がポタポタと垂れて、それが出なくなってきたら、圧抜きを終えるタイミングです。

【ポイント】
絞る際は適(shi)度な力加減でおっぱいに圧をかけていくイメージで。

卒乳・断乳時の圧抜き方法の動画はこちら

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