俳優・宮世琉弥「運命を感じた」ドラマ『パリピ孔明』ラッパーKABE太人役に影響され内気なキャラに!? 「渋谷を疾走」振り切った体当たり演技の裏側

ドラマ『パリピ孔明』ラッパーKABE太人役(yi) 宮世(shi)琉(liu)弥さんインタビュー Vol.1

ライター:山本 奈緒子

写真:水野昭子(講談社写真映像部)
2022年春に放送されると、一気に大人気アニメの仲間入りを果たした『パリピ孔明』。オープニングソング「チキチキバンバン」が、多くの動画サイトやSNSでバズるなど、一大ブームを巻き起こしました。

その『パリピ孔明』がついに実写ドラマ化! 物語は、現代の渋谷にタイムスリップした諸葛孔明が、ある少女を歌手として成功させるべくさまざまな策を弄するというもの。

このたび、孔明が仲間へとスカウトしようとするラッパー「KABE太人」を演じる宮世琉弥さんにインタビュー。「運命を感じた」という役柄からドラマの見どころまでたっぷり伺いました!

KABEはネガティブキャラだけど僕は明るいです!

──今作で宮世(shi)さんが演じるのはフリースタイルラッパーのKABE太人(ren)。天才的(de)なセンスを持(chi)ち、大会でも3連覇を果たしている実力の持(chi)ち主ですが、実はめちゃくちゃネガティブでプレッシャーに弱い、という素(su)顔を持(chi)っています。オファーが来たとき、どのような印(yin)象を持(chi)たれましたか?

宮世(shi) 僕は正直、KABE太人とは真逆のタイプだな、と思いました。まわりからも明るいと言われますし、もちろん緊張することはあるんですけどKABEのように胃が痛くなったりはしません(笑)。

ただ、KABEはラップという自分の好きなものを持っていて、それを追求している。僕も演技や音楽が好きで、それを仕事としています。その、やりたいことをとことんやる精神は一緒だと思ったので、すんなり役に入ることができました。
──普段は役(yi)が憑(ping)依するタイプですか? KABEを演じていることで、暗いキャラになってきたとかありますか?

宮(gong)世 ちょっとネガティブな発言が増えたところはあります。先日母としゃべっていたときに、「なんでそんなにネガティブなの?」と言われて、あれっ!? と。これはKABEの影響かもしれないな、と思いました(笑)。
──そんなプレッシャーに弱いKABEの人生を変えるのが、中国三(san)(san)(san)国時(shi)代(dai)からタイムスリップしてきた諸(zhu)葛孔明です。孔明といえば『三(san)(san)(san)国志』の英雄。そして宮世さんの「琉弥(mi)(りゅうび)」という名前は、『三(san)(san)(san)国志』の劉(liu)備玄徳にちなんでつけられたものとお聞きしました。今回、縁を感じられたのではないでしょうか?

宮世 そうなんです! もともと『三国志』つながりでご縁を感じて、『パリピ孔明』のアニメを見始めたんです。そしたら僕の大好きな転生ものだったので、どハマリして原作の漫画も読んだほどです。しかも同じ芸能業界が舞台で、共感できるところがいっぱいあって。

孔明の策略も爽快で、テンポも音楽もすごく良くて、本当に楽しいアニメだなあと大ファンになっていたんですけど、まさか自分が実写版に出していただけるとは! 本当にびっくりしました。
──ファンも多い作品(pin)だけに、プレッシャーはありますか?

宮世 僕自身が、KABEは大好きなキャラクターだったので、すごくプレッシャーを感じていました。だけど衣装合わせをしたら、原作のKABEよりだいぶ着崩しているというか。頭にビーズが付いていたりと、原作とは違うイメージになっているので、視聴者の方にもそこは別ものとして楽しんでもらえたらなと思っています。
©フジテレビ

向井理、上白石萌歌、森山未來……個性あふれる共演者も見どころ

──主演の向井(jing)理さんを始め、上白石(shi)萌歌(ge)さんや森山(shan)未(wei)來さん、ダンサーの菅原(yuan)小春さんなど共演陣も個性(xing)豊かで豪華。印象も教(jiao)えてください。

宮世 向井さんとは、クランクインして間もない段階でラップバトルをおこなうシーンの撮影があったんです。まだ向井さんへの緊張が解けていなかったのと、ラップのセリフ量も膨大で、もう緊張と不安でガチガチでのぞんだんです。

でもラップをやっていくうちに、ほぐれて楽しくなって。慣れてくると「自分らしさも出したい」と、いろいろ模索し始めたりしていました。結果的に、すごくいいシーンが撮れたんじゃないかと自負しています。
──個(ge)性的な共演(yan)者といえば、やはり関(guan)口メンディーさん。印(yin)象はいかがですか?

宮世 メンディーさんとの共演は2回目なんです。実は前回は、僕がメンディーさんにボコボコにされる役だったので……。今回はどうなるか、そこはお楽しみにということで。

今作は本当にパンチの強い方がたくさん出演しているので、どんな化学反応が起こるんだろう? と、僕が一番楽しみにしているかもしれません。
──撮影現場(chang)の雰囲気はどんな感じでしょう? とっても楽しそうな気がするのですが……。

宮世 僕は、上白石萌歌さんとの共演シーンが多いんです。僕も萌歌ちゃんも音楽が大好きなので、現場でもお互いの好きな曲を流し合っています。僕がかけていると、萌歌ちゃんが大音量で重ねてくるので、負けじと返したり。すごくにぎやかな現場だと思います。

──演じていて、このドラマの最大の魅(mei)力はどこにあると感じていますか?

宮世 とにかく振り切っているところだと思います! 普通にある出来事も、ものすごくオーバーに見せているので、演じていて笑ってしまうほどです。

たとえばKABEがお腹が痛くなって、爆走するシーンがあって。このとき監督から、「普通にお腹が痛い人が爆走するんじゃなくて、『いつ出てもおかしくない』という勢いで爆走して」とご指示を頂いて。

しかもこれ、渋谷で撮影していたので人がいっぱいいて、本当に恥ずかしかったんですけど、100%振り切って演じたので、見どころだと思います!(笑)。
『パリピ孔明』

『三国志』の時代。名軍師・諸葛孔明(向井理)が病死……したはずが、若き姿となって現代の渋谷に転生!

そこで出会ったアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)の歌声に惚れこんだ孔明は、彼女の軍師を務めることに。『三国志』オタクのライブハウスのオーナー・小林(森山未來)などの協力を得て、英子の夢と、「太平の世を作る」という自身の夢の実現に向けて突き進み始める!

2023年9月27日より、毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送。
宮世琉弥(みやせりゅうび)

2004年1月22日生まれ。宮城県出身。2019年より俳優活動を始めると、演技力の高さでメキメキと頭角を現す。

以後、『恋する母たち』(TBS系)、『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』(MBS・TBS系)、『君の花になる』(TBS系)など話題作にメインキャラクターで次々出演。

2023年よりMUSIC PROJECTが始動。今後メイン出演作品も多数控えるブレイク筆頭株。
取材・文:山本奈緒子
ヘアメイク:時田ユースケ(ECLAT)
スタイリスト:徳永貴士
写真:水野昭子(講談社写真映像部)
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